福(さいわい)は事少なきより福なるはなく、禍(わざわい)は心多きより禍なるはなし。唯だ事に苦しむ者のみ、方(はじ)めて事少なき福たるを知り、唯だ心を平らかにする者のみ、始めて心多きの禍たるを知る。 『菜根譚』
だれかが命に向かって千年もの間、「あなたはなぜ生きるのか」と問いつづけるとしても、もし命が答えることができるならば、「わたしは生きるがゆえに生きる」という以外答はないであろう。それは、命が命自身の根底から生き、自分自身から豊かに湧き出でて…
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