(…)人間は楽しみを求め、苦しみを避けるものだなどと言う人たちは、まちがって説明しているのだ。人間は、もらった楽しみには退屈し、獲得した快楽のほうをはるかに好むものなのだ。しかも、なによりも、行動し、征服することを好む。苦しみをうけたり、耐…
不幸に見舞われたときによく耐えるためには、幸福なときに、ある程度広い興味を養っておくのが賢明である。そうすれば、現在を耐えがたくしているのとは別の連想や感情を思いつかせてくれる静かな場所が、精神のために用意されるだろう。 『幸福論』
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