老子

天地は仁ならず、万物をもって芻狗(すうく)と為す。聖人は仁ならず、百姓(ひゃくせい)をもって芻狗と為す。
天と地の間は、其れ猶お槖籥(たくやく)のごときか。虚しくして屈きず、動きて愈〻(いよいよ)出ず。多言は数〻(しばしば)窮す、中(盅)を守るに如かず。

『老子』(5章)

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