2015-06-18 中村元 考えて見れば、足るを知ること、すなわち自分の持ち分に満足して喜びを見出すということは、だれにでも可能な〈幸せへの道〉であると言えよう。原始仏教、老子、ストアの哲人たちによって、古代のほぼ同時代――多少の年代的な前後のずれはあるが――に説かれたことは興味深い。 『ブッダのことば』註(p.285) 関連:http://hideasasu.hatenablog.com/entry/2015/06/17/060532