2015-05-12から1日間の記事一覧

網野善彦

(…)「自由」は中国大陸から入ってきた言葉ですが、元来は専恣横暴な振る舞いをするという語義で、専らマイナスの価値を示す言葉だったのです。中世の「二条河原の落書」で用いられた「自由狼藉の世界」などの表現は、そのことを端的に物語っていると言えま…

柳田国男

我々が空想で描いて見る世界より、隠れた現実の方が遥かに物深い。 『遠野物語・山の人生』

志田基与師

2.近代社会の特徴は「作為の契機」をもつ点にある 作為の契機とは、人が、意思、意図、目標、目的をもって行動するところにある。社会の構成は人々が作為をもって行動する、その動機によって、内的、意味的に解明が可能である。目的をもった行為の結果には…

清沢満之

無限大悲の如來は、如何にして、私に此平安を得しめたまふか。外ではない、一切の責任を引き受けて下さるゝことによりて、私を救濟したまふことである。如何なる罪惡も、如來の前には毫も障りにはならぬことである。私は善惡邪正の何たるを辨ずるの必要はな…

トム・ヨーク

A heart that's full up like a landfillA job that slowly kills youBruises that won't heal You look so tired and unhappyBring down the governmentThey don't, they don't speak for usI'll take a quiet lifeA handshake of carbon monoxide No alarm…

老子

学を絶てば憂い無し。(20章) 学を為せば日々に益し、道を為せば日々に損ず。これを損じて又た損じ、以って無為に至る。無為にして為さざるはなし。(48章) 『老子』