本書において彼*1は、社会生活を営む我々人間を取り巻く二種類の問題と、人間に備わった二種類の脳のモードについて説明しながら、自身の道徳哲学の議論を進めていく。 二種類の問題とは「コモンズの悲劇」と「常識的道徳の悲劇」である。コモンズの悲劇とは…
なぜ生きているのか、人生の一大事がわかってからおれは生きるなんて言っても間に合わないし、そんなことできるはずはないじゃないか、それはやはり疑いつつ、それに耐えて持続していくものが哲学ではないか。 「人間にとって哲学とは何か」/『プラトンに学…
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