僕等の人生は過ぎて行く。だが、何に対して過ぎて行くと言うのか。過ぎて行く者に、過ぎて行く物が見えようか。生は、果たして生を知るであろうか。 「モオツァルト」

あらためて述べるまでもなく、憲法の急所は「基本的人権」です。基本的人権が守られていなければ、その憲法は死亡宣告を受ける。中でも最も大切なのが、生命、自由の権利です。だからこそ、日本国憲法第13条にも国民の「生命、自由、幸福追求に対する権利」…

わたしたちは、個々の人間としてのわたしたちという意味だが、これらの道具の変化する連合でしかない。わたしたちは「柔らかな自己」であり、常に変化に対して開かれ皮膚や頭骨の境界から漏れ出すように駆り立てられ、心という機構の諸局面として非生物的な…

仕事の妨げになるもの、それはみないいものだと私は思うし、私の生きている瞬間は、どれもみな仕事からの逃げ口上である。責任回避、どんな取るに足りぬものでも、責任を取ることの恐ろしさ、どうやらこれが私という人間の顕著な特徴のようだ。私は魂のなか…