2013-12-24 荘子 すべてを無差別に肯定する立場からみれば、生だけを喜ぶことが惑いでないとは、どうしていえよう。逆に、死を憎むことは、あたかも幼いときに故郷を離れたものが故郷を忘れたのと似てはいないだろうか。 『荘子』(斉物論編)/森三樹三郎『老子・荘子』より)