利根川進

――脳研究は急速に進歩しています。2045年には人工知能が人間の能力を上回り、人類の脅威になるとの意見もあります。「45年問題」をどう考えますか。

 

人工知能は大きな問題になってくるだろう。人間というのはできることはなんでもやる。脳が欲している。人間を滅ぼすことにつながってもだ。楽しい、怖いなどの情緒を操る脳の回路がわかってきているので、好き嫌いで動くロボットを作り出せる。ロボットが人間と戦うような事態が起き、どう規制するかも問題になるだろう」

利根川氏「記憶操る手法確立」 脳研究の先端を語る

 

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