カミュ

(…)生きるための理由をあたえれくれるからといって、さまざまな観念のために、というか幻想のために殺しあいをするという自己矛盾を犯している多くの人びとを、ぼくは知っている(生きるための理由と称するものが、同時に、死ぬためのみごとな理由でもあるわけだ)。だからぼくは、人生の意義こそもっとも差迫った問題だと判断する。

『シーシュポスの神話』

 

関連:http://hideasasu.hatenablog.com/entry/20100727/1280213356